小金井市議会議員 防災士 【 小林まさき オフィシャルサイト】

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一般質問

平成22年第2回小金井市議会定例会

1 仕事と子育て、介護の両立支援について

育児・介護休業法の改正にともない市では、制度を活用するために具体的にどのような環境整備を進めているのか。

⑴ 今までの男性職員の育児休業取得数と女性職員との割合はどうか、また介護休業の取得の実態と男女比。

⑵ 市長は男性職員に育児休業を取得するよう呼びかけているか。

⑶ 改正に伴い新たな取り組みをを始めているか

答弁者  (総務部長) 行革を通して、事務の合理化を検討していく。 所属長の意識を変え、職場環境を整えたい。管理職の研修も必要だと考える。

2 障がい者が安心できる社会へ

⑴ 小中学校で、精神障害や知的障害を知るための授業をおこなうべき

答弁者 (学校教育部長) 学校教育部長提案のDVDを活用した授業を、学校の実態に応じて取り組みたい。

⑵ 性同一性障害の学校での対応は行われているか

答弁者 (学校教育部長) 学校教育部長現場では性同一障害を含め、人権課題の解決を目指す、人間尊重の精神を基盤とした人権教育を推進している。

⑶ 障害者の就労支援の対応と実績はどのようになっているのか

⑷ 市が率先して雇用実績を創出し促進を図るべき

答弁者 (福祉保険部長) 職場実習の成果をPRする場が増やせるよう考えてみたい。

平成22年第1回小金井市議会定例会

1 父子家庭の経済支援についての国の対応と小金井市の取り組み

昨今の経済状況の中で、父子家庭について市独自に格差是正の政策を行えないか。

⑴ 児童扶養手当と同水準の手当を支給するべきでないか

  • 昨今の経済状況の中で、父子家庭について市独自に格差是正の政策を行えないか。

答弁者 (子ども家庭部長) 難しい。

⑵ その他、母子家庭との「格差」の是正をどうするのか。

  • 父子相談、父子家族相談ができないか。

答弁者 (子ども家庭部長) 相談があれば受けているが、指摘の内容も含めてPRの方法を工夫する必要がある。

2 公民館の管理について

 ⑴ 公民館の利用者に対する安全対策を確認する

  • 安全対策、バリアフリー化は十分か。

答弁者 (生涯学習部長) 順次整備をしている。

⑵ 公民館の利用方法について

  • 妊婦等も利用できる、「おもいやり駐車場」を公民館に設置できないか。

答弁者 (生涯学習部長) 研究をしていきたい。駐車スペースへの表示はできる所は行いたい。

3 虐待について

⑴ 市内の高齢者虐待・児童虐待の実態について問う

⑵ 法的にも限界がある中で、事件に発展させないようにどこまできめ細かく手を尽くせるのか

⑶ 「匿名通報ダイヤル」の徹底と関係機関の連携強化をするべきでないか

平成21年第4回小金井市議会定例会

1 農業活性化による、小金井のまちづくりを考えないか

ハード面でのまちづくりが進む中で、小金井の特徴である「農業」にもっと光を当てた小金井らしいまちづくりを進めるべきではないか。

  ⑴ 小金井市食育推進計画に沿った生産者との関係は十分に連携がとれているのか その成果はどうか

 ⑵ 小金井市にとって農業を柱の産業として定めていくべきでないか

  • 市の財産とも言える小金井の農業の価値をどのように捉えているのか。

答弁者 (市長)  農業の果たす役割は大きいと考える。さらに活性化させていく必要があると思っている。

⑶ 駅前のまちづくりと農業との連携を常に意識をするべきでないか

  • 駅前のまちづくりと農業との連携を常に意識をするべきでないか。

答弁者 (市民部長)  コミュニティ広場を利用したイベント開催の可能性は十分検討に値すると考える。
駅前の朝市というのは大変よい提案だと思う関係者と連携し前向きに検討したい。
高架下を利用した直売所は是非実現をしていきたいと考えている。

2 庁内の情報セキュリティ対策について

  ⑴ 紙媒体のセキュリティは保たれているのか

答弁者 (総務部長)  文書管理規定第16条に基づいて再度、文書の適切な管理について職員に周知徹底したい。

  ⑵ 電子データの持ち出しについて十分なルールが設定されているのか

答弁者 (情報システム課長)  電子データの持ち出し方法に関しては、利用状況と安全性を確保する観点で、今後も新たな技術を都度検討していきたい。

総務企画委員会行政視察報告(2009/11/04~2009/11/05)

■テーマ/場所:
「中学校区ごとの予算編成について」      大阪府狭山市
「指定管理者の外部評価制度について」 福井県越前市
■期間:2009/11/04~2009/11/05
■視察内容:

○ 一日目
狭山市における「大阪狭山市まちづくり円卓会議」についてお話を伺い、その中で行なわれている「中学校区ごとの予算編成について」ディスカッションを行ないました。

H19.4 市長のマニュフェストから「地域担当職員の配置」「中学校区単位の(仮称)地域協議会の設置」を決定しました。H20.7には「平成20年度大阪狭山市まちづくり円卓会議事業実施要領」が策定をされました。それをうけ、三つの中学校区では順次、コミュニティが立ち上がっています(現在2つ)。H21.5には一つの学区域から事業提案があり、6月補正予算に盛り込まれたそうです。(本来は、本予算にのせる。1学区域 MAX 500万円)

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■所感
私からは、三点ほど質問をさせていただきました。①市民の相違である事業提案を議会がチェックをすることは難しくないのか。A.チェックはしっかりとやっていきたい。問題ないと考えている。②予算の繰越がないと無駄な予算取りが発生するのではないか。A.現在は単年度として、繰越は考えていないが、大きな事業提案を考えた場合、キャリーオーバをしたいという意見も出てはいる。③見積もりや購入ルートは。A.市の取引先の中から市の方法にもとづき行なわれる。
お話を聞いている中で、市民のニーズを吸い上げるという目的よりも、市民に市と同じ立場に立って、予算や法律・条例などを考えてもらうことにより、共同のまちづくりができるという目的感が強いように感じた。小金井市同様、財政的に恵まれている市ではないところでの試みということで、どのように効果がでるのかは興味があるところですが、小金井市で実践するとなると、多くの議論が必要になると感じる。

○ 二日目
越前市における「指定管理者評価制度について」についてお話を伺い、「外部評価制度」に関するメリットやデメリットについてディスカッションを行ないました。

H16.4から指定管理者制度を順次導入して、H21.4現在では、公の施設279施設のうち171施設において指定管理者による管理運営を行なっているとの事。そちらで、H20.4「指定管理者の事業評価の基本方針」を策定し、評価委員会(現在:地域団体1、民間企業2、公認会計士1、社会福祉士1、公募委員2、市(総務部長))を設定して評価を開始。任期が二年のため、今後再募集(再任あり)があるとの事です。

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■所感
私からは、三点ほど質問をさせていただきました。①設置要綱に定める再任の問題はないと考えるか。A.現状は感じていない。専門性も大会事からできるだけ再応募してほしい。②設置要綱にさだめる、非公開会議はあったのか。A.必要に応じて行なった。③各項目5段階評価(特に優れている。やや優れている。普通である。やや努力が必要である。かなりの努力が必要である)は、各委員の主観で評価は難しいのではないか。A.個々に十分なディスカッションをして最終的には決めている。分類の見直しは必要かもしれない。
印象的だったのは、外部評価を行なったことで、管理を合わせる施設、閉鎖する施設、直営に戻す必要がある施設がみえてきた。また、指定管理者制度について財政効果はまだ大きくは出ていないが、「地域団体が強くなった」という大変に興味深いお話を伺いました。今後どのように、小金井市にエッセンスとして取り入れていけるか議論が必要となります。

こちらに書ききれ無かった点。また重要な点については、さらに調査を深めまして、今後の活動や議会質問の中で取り上げてまいりたいと考えております。

以上

平成21年第3回小金井市議会定例会

1 小金井市における消費者行政サービスの向上について

消費者問題が深刻化している現状から、国では消費者庁を発足させたが、小金井市においても現状の消費者行政サービスを向上させることができないか。

⑴ 小金井市の現行体制の見直し、消費者センターの設置を検討しないか

  • 「消費生活相談室」をもっと組織的に明確にして充実した形で「消費者センター」として設置できないか。

答弁者 (市民部長) 現在策定中の第4次基本構想基本計画の中で、行政全体の施策の一つとして整備を図ってまいりたい。

⑵ 相談員の継続的な講習参加や安定した雇用体制を整えないか

  • 非常勤職員である相談員の雇用を安定化することで、更に、スキルアップに力を入れられるのではないか。

答弁者 (市民部長) 現行の規定の中で、安定した相談体制の整備に努めて参りたい。

⑶ 窓口業務の拡充のために、駅前など、利用しやすい場所への窓口設置ができないか

2 市民への情報発信について

⑴ 教育機関や、行政機関で配布している資料や掲示物に対してユニバーサルデザイン、 特に色弱に対する十分な配慮ができているのか

答弁者 (学校教育部長)  改めて適切な指導の徹底を図りたい。

答弁者 (福祉保険部長)  質問を契機に色の認識に対する配慮を改めて行ないたい。

3 交通網の整備について

⑴ 他の交通機関との連携を意識したココバスルートの見直しを。特に医療機関や市民サービス施設に対して 利用しやすい交通網が整備されているのか

会派視察(2009/10/07~2009/10/09)

■テーマ:第71回 都市問題会議
『人口減少社会の都市経営 ~人・まち・環境~ 持続可能な社会への転換に向けて』
■場所:
熊本県熊本市の熊本市崇城大学市民ホール

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■期間:2009/10/07~2009/10/09
■視察内容:

○初日が朝からのため、前泊。

○一日目
【基調講演】「人口減少時代の都市経営」
大西隆東京大学大学院工学系研究科教授
【主報告】  「湧々都市くまもと」
幸山政史熊本市長
【一般報告】「小布施発、「台風娘」のまちづくり」
セーラ・マリ・カミングス株式会社桝一市村酒造場代表取締役
【一般報告】「コンパクトな魅力あるまちをめざして-地方分権から地域分権へ-」
倉田薫大阪府池田市長
【一般報告】「持続可能なコミュニティ再生の課題」
上野眞也熊本大学政策創造研究教育センター教授

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○ 二日目
【パネルディスカッション】
コーディネーター:卯月盛夫早稲田大学芸術学校教授
パネリスト:波積真理熊本学園大学商学部教授、田中充法政大学社会学部教授、富永一夫NPO法人フュージョン長池理事長、長塚幾子神奈川県伊勢原市長、佐藤栄一栃木県宇都宮市長の五名。

【行政視察(熊本市主催)】
阿蘇にしはらウィンドファーム
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所在地: 熊本県阿蘇郡西原村大字鳥子字俵山地区
発電所出力: 17,500kW
風車発電機: 1,750kW×10基
年間発生電力量: 約2,500万kWh(一般家庭約7,000世帯分)
営業運転開始: 2005年2月

■所感
一日目の基調講演と各種報告では、人口減少社会のコミュニティの再生について様々な角度から、意見が述べられました。
「追いつけ追い越せの比較競争的なまちづくりではなく、あるものに磨きをかける目線が大事である」というお話がありましたが、大事な視点であると感じました。本来の小金井市にとって必要なものは何なのか原点に返ることで判断ができていくと考えます。また、小金井市には水や江戸東京野菜、桜。様々なアピールできるものがあります。それらをどう育てていくのか、それらを中心としたどんなコミュニティが育めるのか、考える必要があると感じました。ソーシャル・キャピタル(Social capital, 社会関係資本)の考え方から、「お互い様」「我々」という考え方が必要であるというお話もありました。お互いがお互いの立場に立ち、協力をし合いまちづくりを進めていく。第四次基本構想の考え方にも関連すると思います。そして、高齢化社会の中で、「ノウハウのある先輩が、地域参加してくれる街」はメリットが非常に大きいというお話しもありました、これは私が目指しているコミュニティの一つの姿です。特に小金井には経験豊かな先輩と好奇心旺盛な子ども達がたくさんいらっしゃいます、どう結ばれていくことが良いのか、形にしていきたいと、再度確認をすることができました。

二日目の阿蘇にしはらウィンドファームの視察は広大な敷地に10基の風車が立ちならなんでいて、壮観でした。小金井ではこのような風の通り道はないので、同じものを作ることはできませんが、太陽光パネルなどをつかった発電により、公共施設の電気などは極力賄っていけるような、まちづくりは必要であると感じました。

こちらに書ききれ無かった点。また重要な点については、さらに調査を深めまして、今後の活動や議会質問の中で取り上げてまいりたいと考えております。

以上

平成21年第2回小金井市議会定例会

1 小金井市における市民サービスの向上について

現行の市民サービスの周知徹底、公共施設の利用料の割引及び無料化を検討しないか

⑴ 現行の市民サービスの周知徹底の必要性

  • 現行の、健康・福祉・教育等に関する市民サービスについて、 十分なアピールを
  • 特に健康・福祉におけるサービスなど、個人の利益・不利益に関するサービスは、きめ細かな行政からの対応が必要不可欠

⑵ 公共利用施設の利用料金の割引・無料化の推進

  • 江戸東京建物園の利用料や、はけの森美術館の入館料の減額や無料化を、休日・祭日等、学生や小中学生への配慮
  • 小金井総合体育館を利用する市民に対して、小金井公園駐車場の割引措置をとってはどうか

2 市民のマナーについて

新しいまちづくりが進む中、住人の私たちも新たな気持ちで 生活していいくために、市民マナーの徹底を

⑴ 大人のマナーについて ・大人の児童教育に対して不適切な行動 (歩きタバコ、横断歩道の未使用等)について、更に徹底を

  • 飲食店等での完全な分煙の推進を

3 公立小中学校のICT化について

21年度補正予算の地方公共団体に積まれている「スクールニューディール構想推進」基金を活用して、公立小中学校におけるICT化の積極的な推進を

⑴ 公立小中学校のアナログテレビをデジタルテレビに置き換えをスムース進めるために

  • デジタルテレビの置き換え計画について、具体的なスケジュールを立てて進めて行くべき

答弁者 (学校教育部長) テレビに限らず、パソコンの買い替えを含め平成21年度9月度補正予算に向けて事業計画書を国へ提出し審査をしているところ。
地デジのアンテナ工事は年度内に工事が終わる計画で考えている。

⑵ 児童の見守りシステムについて

  • 児童(主に小学校低学年)や保護者に安心した、学校教育を受けてもらうために、登下校時の「見守りシステム」の導入を検討できないか

答弁者 (学校教育部長) 学校と連携して、PTA、保護者のニーズ等を十分に取り込んで検討していきたい。