平成30年第三回定例会の内容を中心とした、『まっさき通信』Vol.81号が完成しました!
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TEL.
070-6947-6078/〒184-0005 東京都小金井市桜町1-9-29-101
戊辰戦争後、長岡藩大参事小林虎三郎の「教育こそ人材を育て、国やまちの繁栄の基となる」との人材育成を第一に掲げる「米百俵」の精神が現代においても根付き新しいまちをつくる開府400年を迎えた長岡市で、全国都市問題会議」に参加、「市民協働による公共の拠点づくり」について二日間研修させていただきました。
会場は建築家・隈研吾氏が手掛けた「アオーレ長岡」。市民協働と交流の拠点として中央に屋根付きの巨大な「ナカドマ」を囲んで市役所、アリーナ、交流スペースがあります。一階にあるガラス張りの議場は市民開放もされ、全国でも話題となっています。建築面積12,000㎡、延床面積35,500㎡。本市とは規模は全く異なりますが、設計者に対して明確な「発注者の意図」を伝えられるべきものがあるのか。欠けている大きな点である事を改めて確認しました。
二日目の午後は、会場を中心とする中心市街地での取り組みを学べるコースを選択。「学び」と「交流」をキーワードにした「まちなかキャンパス長岡」、市内3大学1高専と企業の交流の場「NaDeC BASE」、子育ての駅の一つ「ちびっこひろば」を視察しました。ここでも市民協働・人材育成の視点が土台となっており、駅周辺に敢えて点在する特徴のある施設に役所の担当部署が併設をされるというとても市民目線にたった施設配置のコンセプトとなっています。市役所を移転する事に対する課題解消に終始し、11.3k㎡という小金井市の中で、人の流れをどうデザインするのかという鳥の目の視点がここ数年欠けていた事に気づかされました。この点、しっかりと詰めていきたいと思います。
市制施行60周年記念式典が挙行され、山口なつお公明党代表(参議院議員)も来賓で参列いただき花を添えていただきました。名誉市民に黒井千次氏、毛利和子氏が選ばれたほか、市政功労者・市民功労者・技能功労者・各種委員永年表彰など含め400余名の市民の皆さまが表彰され稲葉前市長がご挨拶を述べられました。大変におめでとうございました。また、作詞:林望先生、作曲:信長貴富先生、深見麻悠子先生による小金井市歌「光さす野辺」「夢みる町」が誕生しお披露目がされました。緑中学校弦楽部の皆さんの記念演奏は会場からため息がでるような素晴らしいものでした。
私もありがたくも感謝状のご推薦を頂戴しましたが、党の規約によりご辞退いたしました。これからも皆さんが住んでいて良かったと思えるまちになるよう、更なる努力を続けて参ります。
浅川清流環境組合議会で、水銀リサイクル施設の設備、運営維持管理状況等を視察し、新可燃ごみ処理施設の運営等の参考とする目的で、北海道北見市「野村興産株式会社イトムカ鉱業所」さんに視察に参りました。敷地は東京ドーム8個分ととても広大です。
先進的な取り組みをされている、渋谷区「男女平等・ダイバーシティセンター」さんを会派で視察させていただきました。渋谷区は2012年から取り組まれ、更には2016年に改訂した基本構想の中に「Diversity&Inclusion」(多様性と社会的包摂・抱含)を入れ、一体的な施策として取組んでいらっしゃいます。ある調査によれば本人が認識していないケースも含め1割近くいらっしゃるという状況の中で、ダイバーシティの観点からは本来全ての自治体がスタンダードで取り組むべき課題です。しかし、実際には社会や学校・会社はもちろんの事、役所や病院でも十分な理解が進んでいないのが現状です。「アライ(支援者)」を増やし可視化することから初めていかなくてはいけません。帰りの電車でタイミング良く興味深い中刷りを拝見しました。
4月からリニューアルスタートした都立小金井特別支援学校。
春には運動会を拝見させていただきましたが、今回は議会で教室の中を視察させていただきました。ここには小金井市、小平市、武蔵野市の一部分の子ども達が通われています。生徒141名(32クラス)校舎は様々な配慮から余裕をもった造りになっているのが特徴です。地域の三つの小中学校との交流教育は大変に強みであると感じました。特別支援教育の三市のエリアネットワークの中心として、市立各校の特別支援コーディネータや校長先生などとの情報やスキルの共有を積極的に図っていただいており、とても大事な拠点となっております。
この一週間で9956人の方が熱中症で救急搬送されたとの報道もありましたが、本日も大変に暑い一日となりました。皆さんくれぐれもご自愛ください。
高度・急性期医療センター「公立昭和病院」構成市の議員希望者による、施設見学会がありました。医療の現場は日進月歩であります。私も、数年に一度は必ず出席させていただいております。
公立昭和病院は、高度専門医療と救急医療を提供する「急性期病院」として、予防から治療までを担う「がん拠点病院」として、心強い存在であります。
今日は、放射線科の先生による「CTガイド下生検・ドレナージ」について講演をいただいた後に、救急救命センターや、人間ドック学会認定の検診センター、SPECT-CT装置、オペ室などを見学させていただきました。
今後、2025年の超高齢化社会が問題視されていますが、将来的には2040年がピークになります。具体的には、お亡くなりになる病床が圧倒的に足りなくなるといった課題が発生します。そのため、急性期病院とは適切にお付き合いしながら、住み慣れたまちで安心して暮らしていただくための地域連携(地域包括ケアシステム)の構築がまったなしとなります。公立病院としては、地域医療の底上げやネットワークづくりの中核として力を発揮していただきたいと思います。
先日の一般質問で提案させていただいた、「子ども食堂推進連絡会」が7月6日、小金井市社会福祉協議会を中心に、行政、4つの実施団体、1つの検討中の団体を加えてスタートいたしました。
全ての子ども食堂が一堂に会して情報交換できる事はもちろん、希望する団体には東京都から活動補助金を取得していただけるための前提になる連絡会です。担当の職員の方や、社会福祉協議会の皆様の迅速な御対応に感謝申し上げます。貧困に苦しむ子ども達はもちろんの事、顔の見える地域づくりの一助になればと考えます。
今後も、フードバング事業の拡充も推進しながら、「子ども食堂推進連絡会」の活動に注視して参りたいと思います。