議員案第26号「朝鮮民主主義共和国の弾道ミサイル発射及び、核実験に抗議し、政府に対して適切な対応を求める決議」に対し、市議会公明党を代表して賛成の立場から討論いたします。
北朝鮮における、先般の弾道ミサイル発射に続き核実験を強行した行為については、国際社会の度重なる強い抗議・警告を完全に無視するだけでなく、わが国を含むアジア太平洋地域および国際社会の平和と安全を著しく損なうものであり、重大かつ差し迫った新たな段階の脅威であり、到底受け入れることはできない事実であり、断固非難する。
政府は、米国、韓国をはじめ中国、ロシアなど関係国と緊密な連携を図るとともに、国際社会が一致して、北朝鮮関連の安保理決議に基づく制裁措置を厳格かつ着実に実施し、実効性を確保することが極めて重要であります。
また、さらなる厳しい措置を含む、新たな安保理決議の採択に向けて努力すべきであり、さらに、政府は、対話と圧力、行動対行動の原則の下、この機会に改めて、核・ミサイル・拉致といった諸懸案の包括的解決に力を尽くすべきであります。
7月7日核兵器禁止条約が、122か国の賛成多数で採択されました。
日本においても、60年前の本日、9月8日 横浜・三ッ沢競技場に集った5万人の青年を前に、核兵器の存在が絶対悪とする「原水爆禁止宣言」が宣言されました。
「核兵器のない世界」の実現に向けて、唯一の戦争被爆国として責任を果たすよう、政府に加えて要望し、本決議に賛成いたします。