朝活の後、市子連の全体会議を早退し、建設環境委員会有志による「下水道管きよ更生工事視察」に参加させていただきました。「SWライナー工法」による市内下水道管の更生工事です。
特徴としては、
- 共用下でも施工が可能
- 管きょう内作業の軽減(支保工が不要)
- スピーディー(元押し式による製管で、2時間で約50m以上)
等があげられます。現在、小金井市では順次調査をしながら、問題のありそうな箇所から、この工法で更生を進めています。総延長約245kmと気の遠くなるような話ですが、安心な生活が送れるよう着実な作業が求められます。
公共施設を今後どう維持管理していくのかは、小金井市に限らず大きな課題です。本市では、35年間の更新費用総額1,497億円(年平均43億円)といういう試算もでております。
その中で、総延長約245kmの下水道管の維持管理は、中でも重要です。
本市では、昭和44年から昭和56年頃までの間で急速に整備が進みました。平成33年度以降、耐用年数である50年を超えはじめ、計画的な管理が重要というわけです。