- 2016年秋、市議会公明党は独自に、北大通と農工大通りの一部6kmに渡りマイクロ波を照射した路面下空洞化のサンプル調査をさせていただきました。結果として4か所の空洞化が発見され、縦60cm×横1mの空洞化の可能性がある箇所を特定しました。その結果を担当課にお伝えし対策を要望してきました。
- 本日はその開削調査が行われました。
- 開削の結果、路面下には大きな空洞が発見されましたが、幸いにも厚いアスファルトに守られ大事には至っていませんでした。原因はやはり古い下水の陶管が破損し土砂が管の中に流れ込み、路面下に空洞化が生じたものでした。
- 小金井市の道路総延長は約180km。道路陥没の原因となりうる、下水道管の総延長は約245km。平成33年度以降、耐用年数の50年を超え、更新のピークが来る事から、計画的な管理が必要とされています。
- 多額の財源と期間が必要とされる事から、今回、正確性が証明されたレーダーを使った路面下空洞化調査を行う事で、空洞化の原因となる水道管や下水道管の劣化箇所を発見し、優先順位を付けて道路と水道管、下水道管の修繕を同時に行い、限られた予算運営であっても、市民の安全を着実に高める事に繋がると考えます。
◆平成28年第四回定例会の一般質問などで、予算要望により平成29年度予算には既に、延べ12kmの調査を行う経費が計上されています。